愛してるし。
「はぁ・・・」
あたしは窓の外を見つめて
大きなため息をついた。
授業は全然頭に入らない。
どうしても、あの
金髪男の事を考えてしまう。
なんでこんなに気になるのか、自分でも分からなかった。
助けて貰ってお礼を言えなかったから?
それとも・・・
いや、そんなはずはない。
初めて会って、ろくに会話もしなかった人を・・・・・
好きになんて、なるはずがない。
「・・・さん。秋山さん。」
「へっ!?」
急に
隣の席に座っている男の子が、話しかけてきた。
名前は、
えーと・・
えーっとぉ~~
岡本君!
「次、当たるよ?」
「え・・・あっ!ホントだ。
あ、ありがとう。岡本君。」
やっぱり、男の子はちょっと苦手だ。
それに昨日、あんな事があったから・・・
余計しゃべりずらい。
「岡本、じゃなくて
岡田だよ。」
「あ・・ご、ごめんっ。」
岡本、じゃなくて岡田君は
苦笑いしていて、
あたしは少し申し訳なくなった。