7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。
「おはよう、樹!具合はっ…?」

「だれかさんが作ってくれたお粥のおかげで、とっくによくなったよ」


樹にしては珍しいその微笑みが、あたしにとっては眩しく見えた。


樹に作ったお粥…。

そして、そのあとの……。


思い出すだけで、恥ずかしいっ。



樹が用意してくれた朝食を食べると、あたしはコンビニに行こうと財布を持った。

すると、なぜか樹もついてくる。
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