完璧御曹司の優しい結婚事情
「隠さないで。葉月はスッピンでもすごく可愛い。こんなに可愛い葉月を見られるのは僕だけなんだと思うと、たまらなく嬉しいよ」

「は、恥ずかしいです。そ、それに、この格好は……」

「ごめんね。可愛すぎて、つい。さて、僕も入ってこよう。疲れてたら、先にベッドに入ってていいからね」

樹さんはもう一度頬に口付けすると、私を解放してバスルームへ向かった。
もちろん、先にベッドに入る気はない。それはそれで、なかなか大きなハードルだ。ソファーに座って、流れているテレビを眺めながら、樹さんが出てくるのを待つことにした。



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