完璧御曹司の優しい結婚事情
再び目を覚ました時には、樹さんは私の髪を弄びながら、時折、髪や額に口付けをしていた。
「おはよう、葉月」
「お、おはよう」
口付けされていたことと、寝顔を見られていたことが恥ずかしくて、顔を俯かせた。
「葉月、顔を見せてよ」
「は、恥ずかしいから……」
「大丈夫。可愛いから」
ますます顔を赤らめたのは、言うまでもない。
そのまましばらく、口付けをしたり髪をいじったり、樹さんにされるがままおとなしくしていると、だんだん私も慣れてきて、そっと顔を覗かせた。
「あっ、やっと顔を見せてくれた」
そう言って、素早く唇にキスをした。すぐに首を引っ込める私に、樹さんはクスクス笑いながらも「嫌だった?」と聞いてくる。
「い、嫌じゃないけど、まだ慣れなくて……ちょっと恥ずかしい」
「よかった、嫌がられなくて」
そんなの、私の態度を見ていればわかると思うのに。
「こういう僕にも、慣れてもらわないとね」
なんて言いながら、再び至るところに口づけされてしまった。やっと解放されたのは、それか、随分経ってからだ。
「おはよう、葉月」
「お、おはよう」
口付けされていたことと、寝顔を見られていたことが恥ずかしくて、顔を俯かせた。
「葉月、顔を見せてよ」
「は、恥ずかしいから……」
「大丈夫。可愛いから」
ますます顔を赤らめたのは、言うまでもない。
そのまましばらく、口付けをしたり髪をいじったり、樹さんにされるがままおとなしくしていると、だんだん私も慣れてきて、そっと顔を覗かせた。
「あっ、やっと顔を見せてくれた」
そう言って、素早く唇にキスをした。すぐに首を引っ込める私に、樹さんはクスクス笑いながらも「嫌だった?」と聞いてくる。
「い、嫌じゃないけど、まだ慣れなくて……ちょっと恥ずかしい」
「よかった、嫌がられなくて」
そんなの、私の態度を見ていればわかると思うのに。
「こういう僕にも、慣れてもらわないとね」
なんて言いながら、再び至るところに口づけされてしまった。やっと解放されたのは、それか、随分経ってからだ。