ありのままの君と、ありのままの私と。
だから私は勉強するために、あと、家では共働きの両親の代わりに家事をするためにも、部活には所属していない。
あの気取って、えらそーーにお金さえあればなんでもやっていいと思ってアホどもをいつか潰さねば!!
ちなみに莉々華も帰宅部。家で好きなことしたいらしい。
だから私はその日も、普通に家に帰っていたのだ。
もちろん徒歩で。
これが、私の全てを狂わせることになった。
良かったのか、悪かったのか……