私とあなたのラブシークレット
「翔哉さんが好きなのは
”婚約者”だったあたしでしょう?」
「!?」
知ってた。
知ってたよ。だから
副会長とも、続いていたんでしょう?
副会長と、付き合ってたのを知ったのも
破棄を申し出た時だから
「本気で、そんなことを思っていたのか」
え?
「見くびられたもんだな。俺も」
どういう・・・
「榊さん」
「何?いい加減、愛実を返してもらえますか」
あきれ返っている芽実は
あたしを翔哉さんから引き離してくれたのはいいのだけれど
「は、離してっ
あたしたちはもう」
「関係ねぇって?」
だって、そうでしょう?
「悪いな。榊さん。
愛実は譲ってもらう」
え?
「きゃぁ」
ひょいっと抱えられてしまったあたし
「ちょ、お、降ろしてください」
いつも以上に震えあがってしまっているあたしの体