年上同期の独占愛~ずっと側に
どういうことだろう。結局のところ立花さんは林君のころを諦めていないのだろうか。それを小野君に相談してる?
不安な気持ちが顔に出ていたのだろう。林君が慌てた様子でしゃべりだす。

「本当に、ちゃんと終わってるから。あんなところ見たら、嫌な気持ちなるよね。ごめんね。」

私は大丈夫だ。今は林君のことをちゃんと信じている。だけど、あんなに真剣に立花さんに言い寄られたら、心が揺らぐのではないか、立花さんにところに戻ってしまうのではないかと不安になる。

「林君は、いいの?」

「良いとは思ってないよ。俺と立花さんはもうちゃんと別れてるんだ。今日みたいなことはよくないと思ってる。ちゃんと話すから。」

「ううん。そうじゃなくて、このまま私と一緒にいていいの?」

「当たり前じゃん。俺はずっと萌々ちゃんが好きなんだ。もう離したくないんだ。立花さんのことは本当にごめん。もう嫌な思いさせないって約束したばかりなのに今日もまた嫌なところ見せて・・。ちゃんと話すから。」

「うん。わかった。大丈夫だから。」

食事を終えて、少し飲んでいこうか、と林君が何度か行ったことのあるBarに行く。私はほとんど飲めないのを知っているので、カラフルでフルーティなノンアルコールのカクテルを注文してくれる。初めて飲む味でピーチかストロベリーか、とにかくフルーツの味がして美味しい。

「すっごく美味しい。こんな飲み物あるんだね。」

「気に入ってもらえて良かった。結構調べたんだ。先週一人で来て、マスターに相談したりして・・」

マスターと顔を見合わせて、ふふっと笑って言った。

「萌々ちゃん、明日も仕事だよね。これ飲んだら帰ろうか。」

「明日お休みになったの。今日で目途が付いたからって。」

「そうなの?だったらもう少し一緒にいられる?」

「んー、でも電車なくなっちゃうし、そろそろ出ないと」

「そうだよね。じゃあ、これ飲んだら出ようか。」

林君はかなりお酒が強いし、本当はまだ飲み足りないだろう。物足りないだろうに、私が飲めないのを気遣っているのだろう。

「ごめんね、もっと飲みたいよね。」

「ん?全然いいよ。俺お酒強いけど、たくさん飲みたいってわけでもないからさ。」

「林君が酔っぱらったところ見たことないな。」

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