渇愛の姫


No side


静かに開くシャッター

圧倒的なオーラを放つ男が一歩踏み入った瞬間、倉庫内にいた男達が騒ぎ出した。


そのタレ目が優しそうな印象を持たせる副総長の蒼空が背中を向け、ソレを見せると騒ぎが一瞬で静まる。





金色の刺繍
“桜雅”の文字と、散る桜。























それはかつて裏の世界を震えさせた文字だった。





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