王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
「し、詩音先輩っ…!」
「お疲れ様、芙羽梨。疲れてない?大丈夫?」
私が返事をする前に、詩音先輩は顔をぐいっと近づけて私を心配するように頭を撫でた。
「っ…?!だ、大丈夫、です…っ…」
ほとんどのクラスメイトがこの場にいる中、恥じらうことなくこんなことができる詩音先輩に、尊敬すら覚えるほどに自然な動作。
私はきっと、確認するまでもないくらいに顔が赤くなっているに違いない。