王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
「…こちらこそありがとうございます…っ!」
やっぱり詩音先輩は変わってる。
でも、そんな優しい詩音先輩だから好きになったんだ。
「詩音先輩は…最後のリレーに出るんですよね?」
「そうだよ。応援…してくれる?」
少し不安そうに聞く詩音先輩に、訳が分からず首を傾げる。
「…?応援するに決まってるじゃないですか。詩音先輩が走ってる姿見るの楽しみにしてます。頑張ってください…!」