王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
「…っ…うん、頑張る。僕以外見させないから」
「ふふっ、はい」
そんな言葉を交わして、私たちはそれぞれの席に戻った。
「芙羽梨お疲れ様…!よく会長と一緒に走れたね」
「う、うん…ちょっと緊張したけど…」
思い返してみれば、かなり大胆なことしちゃってたかも…。
「ま、私は芙羽梨の変化に感動したから良かったけどね。…気の毒なのは相川くんくらいじゃない?」
「へ…かずくん…?」