王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
あの誰にでも優しくて、みんなに人気のかずくんが…私のことを好き…?
…なんて、そんなことあるわけないよね。
「うん、私もかずくんのこと好きだよ…?」
同じ気持ちであることを伝えると、かずくんは首横にブンブンと振る。
「違うよ。俺が芙羽梨に向けているものは、幼なじみとしてとか、友達としてじゃない。異性として…一人の女の子として、芙羽梨のことが好きなんだ」
かずくんの口から出てきた直球すぎる言葉。