王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】


どうしよう…と途方に暮れていたら、少し前に聞き覚えのある声がした。




「あ、君は朝の子だ。こんな所で何してるの?」




振り向いてみると、そこにはキョトンとした顔で私の方を覗き込む生徒会長がいた。




「せ、生徒会長っ…!?」




「お、僕のこと覚えててくれたんだ?嬉しいなー。って、そうじゃないね。もしかして迷ってたとか?」


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