王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】

「うん……ありがとう」




そう言うと、彩凛ちゃんはニコッと笑って頭を撫でてくれた。




「芙羽梨はほんとに可愛いからねぇ…私が男だったら、絶対彼女にしたいもん」




「ふふっ、それは大袈裟だよ」




「あー、お世辞だと思ってるでしょ!この無自覚ちゃんめ…!」




そんなやり取りをしていると、リレーに出た選手たちがぞろぞろと戻ってきた。




このあとはすぐ閉会式となるだろう。




詩音先輩と話したいけど、きっとこのあとも生徒会の仕事とか大変だよね…。

< 225 / 438 >

この作品をシェア

pagetop