王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
「…芙羽梨の料理は、本当に美味しいね。毎日こんなのが食べれたら、美味しすぎて太っちゃいそうだよ」
「えぇっと…ありがとうございます…?」
最後の言葉に危なさを感じたけど、先輩が本心で言ってくれているのがわかる。
頑張って良かったな。
そういえば、体育祭の時にも食べてもらったんだっけ。
毎回美味しそうに食べてくれるから、私も嬉しい。
「…芙羽梨、また腕を上げたね?」
お父さんもそんなことを言ってくれる。