Ecology

乙女ノココロ

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ある日のこと。

―部室―

走輔「やぁ!エコロジーの皆ごきげんよう」
一同「しーん・・」
走輔「なんだよシケてんなぁ」
軍平「うるせーな・・俺は今勉強中なんだ」
走輔「勉強?軍平は受験勉強しなくていいんだろ」
軍平「俺は親が警察だからな。
  後継ぎのために努力してんだ」
走輔「へぇー。軍平警察になりてぇんだ。」
範人「美羽ーこれは?」
美羽「もーそんくらい自分で考えて!」
範人「美羽ってキツーい」
美羽「うるさい。今忙しいの」
範人「何やってんの」
美羽「見れば分かるでしょ。料理。」
範人「えっ、プリン?おいしそー」
美羽「これはアニ(兄)へのだから。」
範人「僕にもちょうだい」
美羽「だめ」
走輔「なんだよ範人、勉強なら俺に・・」
範人「ねぇ美羽~(-3)の3乗って何?」
美羽「そのくらい分かるでしょ」
走輔「・・・(無視・・?)」
範人「フン!冷たい女」
美羽「それなら早輝にきけばいいでしょ!」
範人「早輝~これ教えて」
早輝「ん?私数学ニガテなんだけど・・
  あぁ~もうまた直っちゃった」
走輔「早輝なにしてんだ?」
早輝「髪がはねちゃって・・
  何回といでもなおっちゃうの」
走輔「なんだよそんなこと気にすんなって!
  早輝の頭なんて誰もみねぇよ」
早輝「・・・・・何よ・・・」
走輔「?」
早輝「走輔なんて知らない!!」
早輝は部室をでてった。




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