一週間だけのラブストーリー

次の日龍寺は私を買い物に
誘ってくれた。

「さき~。今日買い物行かね?」

「う~ん。なんかかうの?」

「お前ここに住むのに何もねぇだろ?
洋服とかいろいろ買わなきゃなって思ったからさ。」

「なんか悪いじゃん…。」

「悪いとかじゃなくて俺がしたいことしてるんだからいいだろ。」

「…う…うん。」

「はい。じゃあ朝飯。」


龍寺はキッチンから出てきてテーブルにお皿を置き
笑顔でそう言った。

「いろいろありがとうっ」

私はそういって龍寺の作ったご飯を口にした。
< 7 / 11 >

この作品をシェア

pagetop