人格矯正メロディ
やっぱりそうなんだ!


あたし1人がダウンロードしてしまったことを、コトハは根に持っているのだ!


「使いたいなら使いたいって言ってよ。コトハのためなら使ってあげるって言ってるのに」


あたしはムッとした表情でそう言った。


「違うよ星羅。あたしはそのアプリを使いたいなんて思ってない! 本当に心配してるの!」


「もうそんな嘘はいいよ。コトハがこのアプリを使いたい相手は誰?」


「違うって言ってるでしょ?」


コトハの顔は焦りが滲み出ている。


あたしに図星を突かれたから焦っているに決まっている。


「遠慮しなくていいよ? コトハとあたしは友達なんだから」


するとコトハは左右に首を振った。


「どうしてわかってくれないの? そうじゃないって言ってるのに」


コトハの目に涙が浮かんできていた。


どうしてそこまで頑なに否定するのか、あたしには理解できない。
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