人格矯正メロディ
「ユウカはあたしの言いなりになる」


「あ……うん。そうだね。わかった」


ユウカの表情がパッと輝いた。


「ちょっとユウカ?」


横からユウカの友達が止めようとしても、ユウカはすでに聞く耳を持っていなかった。


「テスト用紙にあたしの名前を書いて提出してね?」


「もちろんだよ!」


ユウカが頷くのを満足して見つめるあたし。


これでテストのことなんて考えなくてもよくなった。


その後ナツコからの誘いを断った事は、言うまでもない。
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