人格矯正メロディ
「副作用でもなんでもいいから、助けて!!」


こんなに沢山生徒たちがいるのに、誰ひとりとしてあたしを助ける人はいなかった。


ユウカとその取り巻きたち。


昨日まであたしの取り巻きだった生徒たちが、はやし立てるように手を叩いて笑っている。


ユウカはそれに乗せられるように呼吸が大きく、深くなっていくのがわかった。


あたしの上に馬乗りになったまま、拳を握りしめるのが見えた。


「やめて……!!」


あたしの言葉は、ユウカには届かなかったのだった……。
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