私の太陽は?


私はゴミを捨てた後



輝斗は先生との会話の後



1階のフロアで出会った




瑞稀「あ。」

輝斗「あ。」




瑞稀「お疲れ様。」
私は輝斗のほうへ行った




輝斗「ちゃんとみてくれた?」



瑞稀「もちろんやん。」



輝斗「フフ……やりきった〜!」
輝斗は伸びをした



輝斗「あとは結果を待つのみ!」
輝斗は近くのベンチに腰掛けた



瑞稀「そだね。」
私も輝斗の横に座った



瑞稀「向日葵、綺麗やった。」



輝斗「それ、瑞稀のこと考えながら案をねってた。瑞稀、向日葵好きやったなって……。瑞稀も俺のことを考えて模擬店の外装考えてたって聞いた時……嬉しくて。」
輝斗は下を向いた



輝斗「あ、 瑞稀が早退した時、ラストの内装の飾りは俺が厳しく指導させてもらったんだぜ?……瑞稀ならここはこうするだろうとか、ここはダメと言うだろう……とか。」



瑞稀「あ、そうやったんや。だからか、私のイメージ通りになってたのは。輝斗がやってたんやね。」




輝斗「そや。……はぁ、瑞稀のこと考えすぎだ……俺。ダンスの最後の手を伸ばすところも……瑞稀に届けって考えながら……手を伸ばしてた。」



輝斗「何言ってんだ俺?……暑い、暑いわ!体 冷ましてくる!」
といって向こうへと走っていって、見えなくなった





輝斗……これはいつものやつだよね?

深い意味は無い

私を思い込ませないで

ねぇ…?

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