エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
価格はウォルカとは比較にならないほど高く、セレブ御用達として有名だ。

それが東京ではなく名古屋に支店を構えると聞いたときは驚いた。

どうやら松島屋が全面リニューアルしたのだが、その目玉として出店となったのだそうだ。

「今後の参考のため視察に行って欲しいんだ」

高くて手が出せないけど、視察に行く価値は大いにある。


翌日、待ち合わせ場所である新幹線の改札口に着くとすでに洋介さんは待っていた。

たくさんの人が行き交う中でも洋介さんは目立っていた。

「おはようございます」

「おはよう」

「相変わらず目立ってますね」

「え?」

全くこれだから無自覚って怖いんだから。

「なんでもないです。行きますか?」

「ああ」

私たちは新幹線で名古屋へと向かった。
< 79 / 175 >

この作品をシェア

pagetop