優しい温もり【完結】
「首・・・痛くね? そろそろこっち。」
沈黙を破ったのは頼くん。
またもや、頼くんに手を引かれながら歩き出す。

「どうぞ。姫」
そういって、助手席のドアを開けてくれた。

「え・・・あの・・・」
私はどうしていいか分からず、固まる。

「乗って。座ってゆっくり星を見よう」
優しい声に促され、私は助手席へ。
初めて乗った頼くんの車。
この車、頼くんの??・・・いつもの車じゃないよね・・・・。

「こっからでも、綺麗に見えるだろ?」
隣を見るとハンドルに手を回し、顎を載せ真っ直ぐ前を見ていた。
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