いつか、恋が実るまで
結局
水族館で快斗はいた。

やっぱ、被っていた。

お願いだから海斗と会わないでと願うばかりだった。

そんなとき
あみに声かけた△△高校の男子が。

それは快斗だった。

5分だけまたかして?と言ってたらしい。


あみに
「はるか!5分だけうちらトイレいってくる!」

ちょ。待ってよ。

「いいよ!5分だけ俺といよ?」

後ろから声が聞こえた。

快斗と二人がガチで気まずくて。
あみになんでこーゆうことしたん?!
未練ないよ?
と言ったが

快斗くんに頼まれたの。
未練あんのははるかじゃなくて快斗なのかもよ。とりあえず、5分したらいくから!安心して!とLINEがきた。

どーせ、すぐ来るのに。ってボソッと呟いた。

快斗は
「ここみよ?はるかみたいに小さい魚笑」

とバカにしてきた。

いや、まじありえん笑
こんな小さくないもん!

と対抗にしてたらなぜか笑えてきた。

あ、楽しい。そう思ってしまった。

顔を見てたら目が合っちゃった。

快斗は
「ん?あ、もう時間だね!ちょっとだけお願いしていい?」

はるかは
「そーだね。もうくるしょ!楽しかった! え?なに??」

快斗
「いいかダメか言って」

はるか
「ん。いいけど。」

その瞬間。

いきなりバッグハグをしてきた。

ほんとに今までごめん。
俺ははるかと一緒に見たくてあみちゃんに頼んだ。
それに、俺のこと意識してんの?
めっちゃ見るやん。
おれは彼女いない。
ほどほどにしろよ?ばーか

耳元でささやかれてめっちゃドキドキした。

それを言い残して行ってしまった。

快斗がはるかをバッグハグしたのを海斗は見ていた。
やられた。とため息ついた。

他のみんなも戻ってきて
みんなで水族館をでた。


楽しかったね!
また、みんなでいこ!
そーいう話で帰ってきた。
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