はやく俺のモノになればいいのに
「ああ、このタオルさ。まだ綺麗だから。汗拭いたりはしてない」
「や……そんなことは……気にしません! むしろ、先輩の、汗なら。綺麗なので。大歓迎です!」
「大歓迎?」
「ああ!……いや、その……」
なにいってんの私。
「もしかして。モモって、ヘンタイなの?」
「ええ!?」
「汗のニオイにドキドキしちゃうひと?」
「まさか。違ッ……いや……違わなくはないですが」
けっして、いつもこうなるわけじゃなくて。
先輩の汗だと思うと、きっと許せちゃうし喜んでさえしてしまいそうな自分がいるわけで。
でも、やっぱり、変だよねこんなの。
ヘンタイって引かれても仕方ないよね。
サイアクだ。
せっかく2ヶ月ぶりに話せたのに、なんで、こんな会話してるんだろう。
「かわいーね」
「や……そんなことは……気にしません! むしろ、先輩の、汗なら。綺麗なので。大歓迎です!」
「大歓迎?」
「ああ!……いや、その……」
なにいってんの私。
「もしかして。モモって、ヘンタイなの?」
「ええ!?」
「汗のニオイにドキドキしちゃうひと?」
「まさか。違ッ……いや……違わなくはないですが」
けっして、いつもこうなるわけじゃなくて。
先輩の汗だと思うと、きっと許せちゃうし喜んでさえしてしまいそうな自分がいるわけで。
でも、やっぱり、変だよねこんなの。
ヘンタイって引かれても仕方ないよね。
サイアクだ。
せっかく2ヶ月ぶりに話せたのに、なんで、こんな会話してるんだろう。
「かわいーね」