プリンセスストロベリーの憂鬱
一度、幼稚園に通ってた時、仲良くなった子の家がケーキ屋だと言うだけで交流を禁じられ、幼稚園すら辞めさせられたことがあったと夏恵は教えてくれた。
二度と同じことにならないために夏恵が考えた手段だったのだろう。
「お前、親ぐらい信用しろよ」
「信頼してるけど、じじいが変わらない限り話せないよ。カイは大事な友達なんだもん。無くしたくない」
二度と同じことにならないために夏恵が考えた手段だったのだろう。
「お前、親ぐらい信用しろよ」
「信頼してるけど、じじいが変わらない限り話せないよ。カイは大事な友達なんだもん。無くしたくない」