お前が好きだなんて俺はバカだな
「よお、美咲結野。」
しまった、放課後忘れ物を取りに来たら、先輩と鉢合わせだ!!
「また忘れ物か?
お前って、つくづくドジだよな。」
先輩は、面白いものでも見てるかのように、カッコよーく余裕の笑みを浮かべている。
「先輩はどうしてこんなところにいるんですか。」
「そりゃあ、お前がこれを忘れてったの気づいたから。見届けてやろうと思って。」
い、いつの間に...。
先輩の手には、自転車の鍵が。
そこには、手のひらサイズのくまのぬいぐるみのキーホルダーがついている。
確かに一目見れば私のものだって分かる。
でも、届けてくれたっていいのに。
そのまま、手もとに持ってたら遺失物横領罪か窃盗罪だからな。
って、この前言われたのは、私だっけ。
先輩の落としたハンカチ、拾って届けてあげただけなのに...。
そうだ、そういえば、そのときから、先輩はあんな調子だった。
私がお人好しに拾ってあげたりするから...。
「それ、返してください。」
「まずその前にありがとうございますだろ。」
うっ...。
「ありがとうございました。」
「やけに丁寧だな。気持ち悪い。」
なんだその言い方。
「それ、一応大事な物なので。」
「そうか。」
先輩はあっさりと鍵を返してくれた。
「いつもこのボロぐま持ってるよな。
そんなに大事なものなのか?」
先輩は純粋にこのボロぐまが気になっているようだ。
「はい、大事です。」
「ふーん。」
先輩は一気に不満げな顔になった。
また、なんか余計なことしちゃった??
「それ、誰に貰ったんだよ。」
「え??」
「誰にもらったか。」
先輩は少し強く言った。
う、怖い...。
しまった、放課後忘れ物を取りに来たら、先輩と鉢合わせだ!!
「また忘れ物か?
お前って、つくづくドジだよな。」
先輩は、面白いものでも見てるかのように、カッコよーく余裕の笑みを浮かべている。
「先輩はどうしてこんなところにいるんですか。」
「そりゃあ、お前がこれを忘れてったの気づいたから。見届けてやろうと思って。」
い、いつの間に...。
先輩の手には、自転車の鍵が。
そこには、手のひらサイズのくまのぬいぐるみのキーホルダーがついている。
確かに一目見れば私のものだって分かる。
でも、届けてくれたっていいのに。
そのまま、手もとに持ってたら遺失物横領罪か窃盗罪だからな。
って、この前言われたのは、私だっけ。
先輩の落としたハンカチ、拾って届けてあげただけなのに...。
そうだ、そういえば、そのときから、先輩はあんな調子だった。
私がお人好しに拾ってあげたりするから...。
「それ、返してください。」
「まずその前にありがとうございますだろ。」
うっ...。
「ありがとうございました。」
「やけに丁寧だな。気持ち悪い。」
なんだその言い方。
「それ、一応大事な物なので。」
「そうか。」
先輩はあっさりと鍵を返してくれた。
「いつもこのボロぐま持ってるよな。
そんなに大事なものなのか?」
先輩は純粋にこのボロぐまが気になっているようだ。
「はい、大事です。」
「ふーん。」
先輩は一気に不満げな顔になった。
また、なんか余計なことしちゃった??
「それ、誰に貰ったんだよ。」
「え??」
「誰にもらったか。」
先輩は少し強く言った。
う、怖い...。