カッコウ
みどりは、高校時代の彼がトラウマになって恋愛する気にならなかったと言った。
「トラウマ?良い思い出過ぎたの?それとも怖い思いをしたの?」孝明が聞くと、
「どっちでもないかな。そういうのじゃなくて。恋愛する自分が嫌いだったの。」
とみどりは良くわからない返事をした。
「じゃあ、俺と会うことも抵抗があるんじゃない?」
孝明は不安になって聞いてみる。
みどりは少し照れた顔で孝明を見て、
「佐山さん、何か安心できるんです。ギラギラしていないから。」と答えた。
孝明は笑ってしまう。みどりは驚いた顔で孝明を見る。
「俺、すごくギラギラしているかもしれないよ。」
と孝明が言うと、少し拗ねた顔で
「そんな事ないと思います。」とみどりは頬を膨らませた。
大人っぽい反面、幼稚で。落ち着いているくせに、甘えてくる。
孝明はどんどん、みどりに惹かれていった。
「トラウマ?良い思い出過ぎたの?それとも怖い思いをしたの?」孝明が聞くと、
「どっちでもないかな。そういうのじゃなくて。恋愛する自分が嫌いだったの。」
とみどりは良くわからない返事をした。
「じゃあ、俺と会うことも抵抗があるんじゃない?」
孝明は不安になって聞いてみる。
みどりは少し照れた顔で孝明を見て、
「佐山さん、何か安心できるんです。ギラギラしていないから。」と答えた。
孝明は笑ってしまう。みどりは驚いた顔で孝明を見る。
「俺、すごくギラギラしているかもしれないよ。」
と孝明が言うと、少し拗ねた顔で
「そんな事ないと思います。」とみどりは頬を膨らませた。
大人っぽい反面、幼稚で。落ち着いているくせに、甘えてくる。
孝明はどんどん、みどりに惹かれていった。