【番外編5/3UP】その王子、はらぺこ悪魔につき。
勝手に設定増やすの禁止でお願いしたい。
「学校で傍にいる必要ないから。うちに帰ればいつでも会えるでしょ」
ってことで、解散。
「それじゃ足りない」
セロが、わたしの頭を撫でる。
「離れたくない」
「ま……た、適当な台詞。抜き出して――」
「自分でも、わからない。どうしてこんなに刹那と一緒にいたいんだろうね?」
や、やばい。
「今、お腹空いているわけじゃないのに。食事抜きでも刹那のこと求めてる」
これはちょっと……
「君が特別な女の子だから――かな」
いや、かなり、ドキドキする。