Keeper.ll
自分じゃいまいち分からない。
「おれ、里香さんや千歩さん、幹部の皆さんは敵だけど手を抜くつもりはありませんから!」
『う、うん……』
君もイベントで熱くなるタイプなんだね。でも幹部の人はだいたい運動神経がいいしなぁ、その人たちが全員的に回ったら本気を出しても難しいのではないだろうかと言うことは黙っておく。
「参加者は早く集まってくださーい!!!」
呼びかけられ、夏川が状況に気づいたようで引き止めてすみませんと謝るから、大丈夫だと伝えるように頷く。
『ごめん、急ぐから。それじゃあお互い頑張ろう。』
「またね!要くん!」
手を振って、集合場所に走って向かう。まだ半分くらいしか集まっていなかったことに安心した。1列に並びルール説明を受ける。
その間、周りの女子にややけに注目されている気がするが気の所為だろうか?チラリ、と後を見るも千歩は気にせずに前を向いているし。
こちらに気がついたように ひらり、と千歩が微笑みながら手を振ってくれたのでぶり返す。多分前を見たんじゃなくてぼーっとしてたんだろうけれど気にしないでおこう。
「おれ、里香さんや千歩さん、幹部の皆さんは敵だけど手を抜くつもりはありませんから!」
『う、うん……』
君もイベントで熱くなるタイプなんだね。でも幹部の人はだいたい運動神経がいいしなぁ、その人たちが全員的に回ったら本気を出しても難しいのではないだろうかと言うことは黙っておく。
「参加者は早く集まってくださーい!!!」
呼びかけられ、夏川が状況に気づいたようで引き止めてすみませんと謝るから、大丈夫だと伝えるように頷く。
『ごめん、急ぐから。それじゃあお互い頑張ろう。』
「またね!要くん!」
手を振って、集合場所に走って向かう。まだ半分くらいしか集まっていなかったことに安心した。1列に並びルール説明を受ける。
その間、周りの女子にややけに注目されている気がするが気の所為だろうか?チラリ、と後を見るも千歩は気にせずに前を向いているし。
こちらに気がついたように ひらり、と千歩が微笑みながら手を振ってくれたのでぶり返す。多分前を見たんじゃなくてぼーっとしてたんだろうけれど気にしないでおこう。