ノクターン

順番に婚姻届を書き。


高村の印鑑を押す時は 少震えた。
 


「保証人は、俺の両親でいいかな。」


私は、涙を流しながら頷く。
 


「泣かないで。俺を信じてね。」


私は、智くんに抱かれて 泣きじゃくっていた。



幸せ過ぎて泣いてしまうことを、

私は 智くんに愛されて知った。
 

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