ノクターン
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12月24日。
甘く愛を交わして、ゆっくり起きる。
いつもよりも熱いのは 二人とも特別な日に 昂ぶっていたから。
順番にシャワーを浴びて、二人で食事の用意をする。
何をしても 笑ってしまうほど 私達は幸せで。
いつものように たっぷり食事を食べて。
外は冬晴れで、太陽が陽当たりの良いリビングを 暖めてくれる。
「着替えて、準備するね。」
ゆっくりコーヒーを飲んだ後で 私は寝室に入る。
先日買った 白い服に着替える為に。
衿と裾と袖口にサテンのテープをあしらっただけの シンプルなワンピース。
とても清楚で、私を初々しい花嫁のように見せてくれた。
長い髪は、ゆるく巻き ハーフアップにして。
パールの飾りが付いた 髪留めでまとめる。
ピンク系のチークを乗せると、私は幸せいっぱいの花嫁になった。