密室でふたり、イケナイコト。

――――――


「はー、今日も疲れた〜」



「毎日毎日先生たち、うるさくない?」



「ほんと、それな」



そんな声がドアの前でした瞬間。



「んんっ…」



「ふぁ…」




教室の中から聞こえた甘く漏れるような声に、騒いでいた声がピタッとやむ。


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