【女の事件】遺恨の婚礼歌
第6話
ひろつぐがショッケンでパワハラ問題を起こしたこととやよいさんにDVを加えたそのあげくに、殺人事件を起こしてケーサツに逮捕されたので、家族関係は大きな音を立てて崩壊した。

ずるずるとエンコーを続けているちえみは、深みにはまったので、抜け出せなくなった。

ちえみは、他のエンコー女のなわばりを荒らしていたので、きわめて危険な状態におちいった。

ひろみちは漬け物製造工場をやめて、日雇いのお仕事をつないで生きて行くことになった。

妻のパート収入で不足分はおぎなえるが、生活が苦しい状況に変わりはなかった。

2016年1月20日のことであった。

なわばりあらしをくり返していたちえみは、手痛いしっぺ返しを喰らった。

ちえみは、黄色い髪の毛でどぎつい色のギャルメイクをつけて、へそ出しでミニスカ姿で、ラメラメのアクセサリーをつけて、持ち合わせがなくなるまでパチンコ遊びをしていた。

持ち合わせがなくなると、電話で男を呼び出して、カネをせびっていた。

しかし、ちえみが呼び出した男は別のエンコーの女(50歳・人妻)がお目当てにしている男だったので、トラブってしまった。

「何なのよあんたは一体!!アタシのお目当ての男を横取りして何がしたいのよ!!ドロボー女!!」
「何なのよあんたこそ!!アタシにイチャモンつける気ィ!?」

ちえみは、別のエンコーの女を突き飛ばした後、男と腕を組んで衣干のヤマダ電機の近くにあるラブホへ行った。

それから240分後に、ちえみは手痛いしっぺ返しを喰らった。

男から大金をせびりとったちえみは、何喰わぬ顔をして家に帰ろうとしていた。

その時に、ちえみは若い男のグループ10人につかまって、無理やり車に乗せられて、上朝倉の森林へ連れて行かれた。

ところ変わって、上朝倉の浅地口にある森林にて…

「やめて…イヤ!!やめて!!」

男たちは、ちえみが着ている衣服をズタズタに切り裂いた後、集団でちえみを犯した。

ちえみは、約200分にわたって男たちから集団でレイプされた後、ボロボロに傷ついた状態で置き去りにされた。

ちえみは、身体がボロボロに傷ついていた。

「ごめんね…ひろつぐ…アタシが全部悪いのよ…アタシが全部悪いのよ…」

ちえみは、ボロボロに傷ついて恥ずかしい姿になったまま亡くなった。

ちえみがしっかりとした気持ちでいれば…

家族関係が狂うことはなかった…

【おわり】
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