『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜

「送ろうか?」



「まだ明るいから大丈夫」



「…じゃあ…気をつけて…」



「うん、先生、ありがと…
また、明日ね」



なんとなく今日は照れくさい




玄関のドアを開けようとした時



「 …立花さん…」



先生に呼び止められた



「ん…?なんですか?」



ーーーーー



振り返ったらキスされた



「…ごめん
したかった…」



「…はい…
いいですよ…」



「うん…ありがと…」



「…じゃあ‥さようなら、先生」



「うん…
ありがと…菫…」




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