『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜

昨日の夜も電話した


昼まで一緒にいたのに
電話したかった



「先生、用がなくても電話してもいいの?」



「うん
オレも声が聴きたくなったら電話するから…」

先生はそう言ってくれた



学校でしか繋がりがなかった
先生と私



まだ私には馴れなくて

不思議な感覚だった



ただ先生の気持ちと私の気持ちは

あの時と変らない




< 311 / 344 >

この作品をシェア

pagetop