『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜

「先生、昨日はありがとうございました」


今日の美術室も
私と先生しかいなかった



「遅くなったけど大丈夫だった?
今度、友達の個展があるから
また一緒に行かない?
あ、無理だったらいいけど…」


先生がまた誘ってくれたことが
すごく嬉しかった



「行きたいです!
また誘ってください」



美術館の作品を見たら
今日はなんか描けそうな気がした



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