ピュアな君に俺は恋をした
「洸さん⁇
お仕事は何をしたらいいですか⁇」

仕事なんてさせる気はないよ
俺の側にいてくれたらそれでいい

「今日は退院したばかりだから
ゆっくりしたらいいよ
まずはこの手を治すのがお仕事」

手はまだギブスがしてある

「はい!
手を治すお仕事です」

「うん…
疲れてるだろう⁇ベッドで寝てもいいよ」

「洸さんも疲れています
一緒に寝ましょう」

瞳は可愛い顔をして…何を言っているんだ
いやいや瞳は普通に言っただけだ
変な事を考える俺は最低だ…

「洸さん⁇」

瞳が困った顔をしている

「瞳が眠るまで側にいるから」

俺は瞳をベッドに寝かせた
ずっと髪を撫でていた
本当に疲れていたみたいですぐに寝た
俺はそっと部屋から出た






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