悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く~破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます~
その名を覚えていたレオンティーナは、皇宮の図書館に通い、マレイモの収穫量を上げる研究をしている人物を探した。
途中で皇宮の図書館には通えなくなってしまったが、そこから伝手をたどり、グラナック博士を見つけ出したのは一年前のことだ。
他の場所で研究をしていたグラナック博士に土地と研究費用の提供を申し出て、バルダート大公領に移住してもらったのだ。
「これは、レオンティーナ様!」
レオンティーナの姿を遠くから見つけたグラナック博士は、大急ぎでこちらにやってきた。
「こんにちは、博士。こちらは、ヴィルヘルム殿下とルイーザ殿下よ」
皇族が見学に来るとは告げていなかったから、博士も驚いた様子だった。胸に手を当て、皇族に対する敬意を示す礼を取る。
「ヴィルヘルム殿下が興味をお持ちなのは、この研究でしょう。博士が育てているのは、マレイモです」
「マレイモ――とは?」
「それは、博士に聞いたほうがいいでしょう。マレイモの研究を博士にお願いしているんです。数年のうちには、帝国全土に広められるといいと思っています」
途中で皇宮の図書館には通えなくなってしまったが、そこから伝手をたどり、グラナック博士を見つけ出したのは一年前のことだ。
他の場所で研究をしていたグラナック博士に土地と研究費用の提供を申し出て、バルダート大公領に移住してもらったのだ。
「これは、レオンティーナ様!」
レオンティーナの姿を遠くから見つけたグラナック博士は、大急ぎでこちらにやってきた。
「こんにちは、博士。こちらは、ヴィルヘルム殿下とルイーザ殿下よ」
皇族が見学に来るとは告げていなかったから、博士も驚いた様子だった。胸に手を当て、皇族に対する敬意を示す礼を取る。
「ヴィルヘルム殿下が興味をお持ちなのは、この研究でしょう。博士が育てているのは、マレイモです」
「マレイモ――とは?」
「それは、博士に聞いたほうがいいでしょう。マレイモの研究を博士にお願いしているんです。数年のうちには、帝国全土に広められるといいと思っています」