となりの一条三兄弟!
「だって、学校だとみんなを拒絶してるように見えるというか……友達だって作らないでしょ?」
彼はなにをするにも、いつもひとりだ。
ひとりを好むくせに、たまにふと寂しげな表情で空を見上げているのは知っている。
「お前に関係ある?」
それは、突き刺すような瞳だった。
「……関係は……ないけど」
自然と言いたかったことは強制的に喉の奥へと押し込まれてしまう。だけど……。
「か、関係ないけどさ!友達とか作ったほうが今後のためにも良いし、学校生活ももっと……」
「うるさい」
私の声をさえぎるように、一喝されてしまった。
「俺には俺のやり方がある。だから余計な口出ししてんじゃねーよ」
聖は私と距離を取るように歩く足を速めた。そしてバタン!と自分の家の玄関を勢いよく閉めて、中へと入ってしまった。
私はただ友達とか作ればもっと学校生活が楽しくなるんじゃないかと思っただけ。
そしたら、また少しだけ笑ってくれるんじゃないかと思っただけだ。
それだけなのに……。
そんなに怒らなくてもいいじゃん。バカ。