私とあなたの  ラブシークレット    ~番外編~

「なぁに?」

「気を付けておけ」

気を付けるって、何に気を付けるの?

「翔哉もこの学園に来ている。
学科は違えど、同じ学園の中だ」

いつ、遭遇するか分からないってこと?

「分かった」

「”伊蕗様。この方たちはいかがでしょう”」

PCで何かを探していた男の人は伊蕗にぃに
PCの中を見せてた。あたしには、その内容すら分からないのだから
見てもしょうがないのだろうけど・・・

「”こいつを愛実の婚約者にする”」

「”では、そのように手配いたします”」

「愛実。婚約者を決めた」

「もう?」

「あぁ。相手は俺達と同じ、日本人。
だが、俺達と違うのは、今度の婚約者の国籍は、このイタリアだと言うことだ」

そっか。
この学園を出て、結婚する時には
あたしの国籍は日本ではなく、イタリアになるかもしれないと言うことだろう

「はい」

「大丈夫だ。形式だけ、婚約者の形をとるだけだ。
卒業したら、愛実は日本に連れ帰る」

形式だけなんて、出来るんだ?
しかも、あたしを連れ帰るなんて・・・

「愛実?」

「いいの?」

「当り前だろう?俺達兄弟と、みのりに柚とも離れることになるんだぞ?
お前にそんな生活ができるわけがないだろう?」

うぅ・・・
確かに。そんな生活できないかも・・・・
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