虹色の恋~私の心の扉を開いたのは君でした。~
私は、安井がすきなんだと確信した。
歩の優しさに甘えていただけなんだって。

歩、ごめんなさい。。ありがとう。
雨がパラパラと音を立て降りだした。

歩が駅まで送ってくれた。
お互い無言のままだった。
駅について歩がニコッと笑い手を振った。

「なんかあれば、僕んとこにおいで。
僕は。いつでも待ってるから。」

いつも、どんな時も優しい。歩。

涙が溢れそうになったけど
都合の良い私の涙はだめだって。

私のできる精一杯の笑顔で

「また、明日学校で!ありがとう!」
ホントにありがとう。。

私は、安井に電話した。
すぐに電話にでた。

「明日、学校に行く前に会いたいよ。」
私はそう伝えた。

「うん。わかった。」
すぐ返事してくれた。

待ち合わせ場所は、学校の近くにある公園だった。

朝、始発に乗って公園に向かう。
昨日からパラパラと雨が降ってる。

公園に着いたら安井はもう待ってくれてた。

多分、女子が朝早く公園にいたら危ないから。だと思う。

お互い目があって、
「おはよう〜。」と挨拶をした。

目を離さないまま、安井の近くに近づいた。
多分、今、私も。安井も同じ顔をしていると思う。

お互いニコッと自然に笑顔になっていた。
あれ?気がついたら雨が止んでた。

「あっ!」
驚いたような声をだし
安井が空を見上げて指さした。
 私は、指さした方を見上げてみた。

…虹。虹だ。

綺麗で大きな虹がキラキラ光ってるように見えた。
私の後押しをしてくれてるみたいだった。
心の闇すら明るく受け止めてくれる。
そんな。
「私やっぱり安井が好き。」

そうゆうやいなや。私の手を握り私を
引き寄せた。

好き。なんて言葉なくても、
同じ気持ちなんだって今は強く感じる。
「不安だった。自分を誤魔化して。
ごめん。俺も。好きだよ。」

恥ずかしそうにそう答えてくれた。

朝の心地よい風と
眩しいぐらいの朝日を浴びながら、
二人だけの虹を見上げた。


< 22 / 22 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:5

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

君にずっと恋してる〜叶わない恋だとしても〜
はるる/著

総文字数/35,863

恋愛(その他)50ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
鈴木リン ✖️ 今井尋斗 〜〜〜〜〜〜。。。。〜〜〜〜〜〜 運命の人。一目惚れ。夢見ているものの 私には無縁だって思ってた。 貴方の眼、声全てが大好きで 貴方の優しさに触れたい。 一緒にただいるだけでいい。 貴方の事が‥大好きです。 私は、貴方に恋をして、優しさと強さを 知りました。 貴方とは、 もう触れ合う事はできないけれど、 私は、ずっと、貴方に恋いしてる。
君の笑顔が見たくて〜僕たちの夏の恋物語〜
はるる/著

総文字数/35,003

恋愛(純愛)53ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
天宮 雫久【あまみや しずく】。 高校1年。 16歳。高校1年生。 152センチ。 猫毛のボブカット。 妄想、読書が趣味。 ✖️ 結城 唯【ゆうき ゆい】 17歳 。高校2年生。 165センチ 癖毛。 爽やか青年 男子バスケ部。副キャプテン ~~~~~~~~~~~~~~~。。。。~~~~~~~~~~~~。。。。~~~ まだまだ、未熟ですが。。 読んでくださってありがとうございますm(__)m    。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 雫久は、喘息の持病がある。 咳こむのを「汚い」とイジメにもあっていた。 一人でいる事が多い雫久は、 物語を妄想したり本を読むのが好きな女の子。 ある日 図書室から裏庭を眺めていると ゆうきが、 女子と話をしているのを見かけた。 目と目があって、 その日から、彼の存在を意識していく雫久。 意識をしているからか 彼と関わることも増えて行く。 女子にも、男子にも人気な人のようで、 一際目立つ彼。 誰もが彼を好きだと言っても可笑しくはない。 図書室から本を読みながら 彼がバスケをする姿も眺めていた。 彼が笑うと、つられて私も笑ってしまう。 だけど、彼は決して私の事なんか意識したり気にする事もないはず。 わかってるのに、 彼が他の女子に優しかったりすることに 焼きもちを妬いてしまう。 だけど・・・知られたくない。この気持ち。 だから、 彼を見てるだけで良かったのに。 …あの日までは… 苦くて甘くて切ない。夏の恋物語。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop