手を繋いで
さらにお洒落さん
 タケちゃんはお洒落さんだった。

 髪型にもこだわりがあって、厳しい校則の許される範囲内で髪型をよく変えていた。よく行くファストフード店。鏡のような太い柱を見ながら、髪をいじり、整えるタケちゃん。その姿に私はいつもぽーっと見惚れていた。タケちゃんは気付いていなかっただろうな。

 将来は美容師になりたいと言っていた。その為に専門学校へ行くと。

 私にも私の夢があり、その為に専門学校へ行きたいと思っていた。
< 4 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop