こぼれるほどの愛を、君だけに。【完結】
イケメン神様が席をたち、どこかに行ってしまった。


テーブルを見ると、ノートに電子辞書に、・・教科書?


もしかして、学生なの?




「お待たせ。はい」


私の前に、ドリンクを置く。


『へ?』



「アイスゆず茶。おいしいし、疲れ飛ぶから飲んでみて」


『私に?』



「うん」



『なんで?』



「なんで?
 うーん。なんで、かなぁ。
 なんか、疲れてるのかな、と思って」



『・・ありがとう。いただきます』




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