こぼれるほどの愛を、君だけに。【完結】
「聞いてると思うけど、
 あのあと彪君に捕まって
 すっごく怖かった」


『怖かった?』



「あんな彪君、初めて見た。
 本性、っていうの?
 一緒にいた男子をしばりあげて
 ”密葉をどうした!”って。」



ああ・・あの金髪の・・




「今にも息の根を止めそうな勢いだった。
 今思いだしても怖いくらい」




彪が、そんなに・・・?




『それは・・怖いね・・ハハ』



「愛されてますね、お姉さん」



『だといいけど』



「それじゃ、彪君とお幸せに!」



『ありがと』




リエちゃんは、軽く手を振って
行ってしまった。


いやー、軽いな。
やることも、言うことも。


でも、JKの特権だよね。
彼女たちの
花咲く時期は限られてるから
思い切り咲かないと、だもんね。
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