こぼれるほどの愛を、君だけに。【完結】
『あのっ。早速本題に入りますが、
ありがとう、が3つ、あります』
「急に、何っ?!」
『1つめは、充電器貸してくれてありがとう。
2つめ、まだこのお店にいてくれてありがとう。
3つめは、ゆず茶、ありがとう。』
「ホントだ。ちゃんと3つあった。
ビジネスライクなんですね」
『謝罪、感謝、要望。これはきちんと伝わるように話す、は
ビジネスの基本ですから。」
「ぷぷっ。はい、わかりました」
『それで、お礼したいんですが』
「そんなの、べつに」
『あの...もしかして、学生さん?』
「はい。高3。」
『そうなんだ…』
「何か?」
『ううん。社会人かと・・
私、高校生に助けてもらっちゃったんだ』
「だめ、でした?」
『ううん。そうじゃなくて。
よく、気がつく子だな~、って
感心しちゃった。
充電器貸してくれて、さらに
ドリンクまで買ってくれて。
普通そんなこと、できないよ』
「そう・・かな」
『そうだよ。
で。どうしたらいいかな。
何か、欲しいものとか、
してほしいこととか、ない?』
ありがとう、が3つ、あります』
「急に、何っ?!」
『1つめは、充電器貸してくれてありがとう。
2つめ、まだこのお店にいてくれてありがとう。
3つめは、ゆず茶、ありがとう。』
「ホントだ。ちゃんと3つあった。
ビジネスライクなんですね」
『謝罪、感謝、要望。これはきちんと伝わるように話す、は
ビジネスの基本ですから。」
「ぷぷっ。はい、わかりました」
『それで、お礼したいんですが』
「そんなの、べつに」
『あの...もしかして、学生さん?』
「はい。高3。」
『そうなんだ…』
「何か?」
『ううん。社会人かと・・
私、高校生に助けてもらっちゃったんだ』
「だめ、でした?」
『ううん。そうじゃなくて。
よく、気がつく子だな~、って
感心しちゃった。
充電器貸してくれて、さらに
ドリンクまで買ってくれて。
普通そんなこと、できないよ』
「そう・・かな」
『そうだよ。
で。どうしたらいいかな。
何か、欲しいものとか、
してほしいこととか、ない?』