こぼれるほどの愛を、君だけに。【完結】
しーん、と静まり返る校庭。



視線を上げると、再び目が合った。


長沢君は、しれっと右側の眉毛だけを上げ、


なにか問いかけるような表情を見せた。


私はと言えば


もう、どうしたらいいのかわからなくて


いますぐここから


イリュージョンのごとく消え去りたくて


ブンブンと首を、横に振った。




にやっと、また、長沢君が笑った。



・・ちょいちょい。

嫌な予感しか、しないんですけど~


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