こぼれるほどの愛を、君だけに。【完結】
「あの依頼は、撤回できません。
 一度引き受けてもらったからには
 この先もずっと
 僕の恋人でいてもらいます」



『ず・・・っ・・・と・・・?』



彼が顔を近づけて来た。



腰に回した手に

さらに力を入れて引き寄せられ、

私の後頭部に手を当てると

唇を重ねてきた。




重なる唇から

長沢君の熱が伝わってくる。



私の中の体中を駆け巡る血液が

一瞬で熱くなる。




まるでなかったかのような

それは軽いキスなのに



私の体に残った熱は

いつまでも冷めない




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