地味子が王子様に恋してしまいました
美「実里~莉穂ちゃん来ちゃうよ~」

はじめまして私中野実里(ミノリ)です。
今日は入学式なんですけど寝坊しました!

ピンポーン

美「莉穂ちゃん来たよ」

実里「うわっ待って今行く!行ってきます!!」

ガチャ

莉「実里おはよー」

実「莉穂おはよ!」

この子は栗崎 莉穂(りほ)小さい頃から幼なじみなんだ

めっちゃ可愛いの!

莉「実里相変わらず地味ね またお兄ちゃ
ん?」

実「うん、普通にオシャレしたいのにな」

そう私の今の格好ははっきり言ってめちゃくちゃ地味

長い前髪、腰まである髪を三つ編みそして、瓶底メガネ

実「ダサいよね」

莉「仕方ないよ、実里は可愛いんだから」

実「お世辞ありがとね お兄ちゃんもきっと
私のダサい顔を隠すためにこの格好しろって言ってるんだよね」

莉「実里は可愛い!私が言うんだから実里は可愛いの!」

実「エヘへ、てか学校はやく行こ!遅刻する」

莉「ヤバっ急ご」




「うわっあの子可愛い」

「ほんとだめっちゃタイプ」

「それに比べて隣の何?今どきダサっ」

「あれ可愛いと思ってんのかな」


自分でダサいことぐらい分かってるよ


実「莉穂が可愛いからみんなみてるよ」

莉「そんなのどうでもいいの
実里だってメガネ外せば可愛いんだから」

実「そんなことないよ 今は下の下でメガネ外せば下の中ぐらいになれるかなって感じで」

莉「相変わらず鈍感ね」

実「なんか言った?」

莉「ううん!はやくクラス見に行こ」


実「莉穂クラス見れた?」

莉「うん、2組だったよ実里は?」

実「見えない」

莉「チビ」

実「うるさいこれでも毎日牛乳飲んでるんだから!」

そう私の身長は153cm高校生にしては小さい方

それに比べて莉穂は162cm約10cmも差がある

莉「仕方ないから見てあげる」

実「ありがとう」

莉「実里2組一緒だよ」

実「やった!莉穂よろしくね」

莉「うん よろしくね」




ガラッ

「あの子可愛くない?」

「めっちゃレベル高いね」

「それに比べてあれ何?」

「ダサっ」


ガラッ

先「おーい席つけ」

莉「じゃあ実里また後でね」

実「うん」

先「入学式あるから体育館行くぞ」





今は入学式なんだけど
眠い
ちょっと寝ようかな


『キャー!!!!!』


なに?うるさいなー

目を開けるとステージの上にはイケメンが立っていた。

「--------------------新入生代表 宮下晴翔」

実「うわっ見れば見るほどイケメンだ
まっ、関係ないか」







先「明日から授業もあるから忘れ物するなよー」


莉「実里帰ろー」

実「うん!」





莉「じゃーね実里」

実「うん!ばいばい」


ガチャ


実「ただいまー」

誰もいないか.........。

?「実里ー」



< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop