転生令嬢の悪役回避術ー心を入れ替え女王になりましたー
小説の中に転生して
夢を見た。

誰かが私を呼んでいる気がする。

聞いたことがある声なのに誰だかわからない。

すすり泣く音も聞こえるのにわからない。

声の聞こえる方へ行っても誰もいない。

それでもまだ誰かが呼んでいる。

どうして泣いているの?

誰なの?



私はまた深い眠りへと落ちていった。
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